車のタイヤについて交換時期や交換方法などの説明

ラジアルタイヤ

ラジアルタイヤ(radial tire)とは、自動車タイヤの設計の一つで、より正確な表現としてはラジアルプライタイヤ (radial-ply tire) が用いられる。

ラジアルタイヤはタイヤの進行方向に対して90度の角度でカーカスのコードが配置されていて、この構造はタイヤの屈曲に際してコードが互いに擦れ合う事を避けられるため、転がり抵抗が小さくなるという利点がある。

これによってラジアルタイヤの車両は、バイアスタイヤの車両に比べて燃費が良い。外観上はバイアスタイヤに比べてサイドウォール部分の膨らみが小さくなる。

また、この構造は現在の全ての自動車のラジアルタイヤの標準的な構造となっている。

ラジアルタイヤの名前の由来は、コードがトレッドの中心線に対して90度の角度で平行に並べられ、タイヤの円周中心から見た場合、コードが放射状(ラジアル)に配置されるように見える為である。

構造上コード同士の抵抗が小さい為に、コードのみでは高回転域・高荷重でタイヤの形状を保つ事が難しい為、カーカスとトレッドの間に鋼線やナイロン、ポリエステルやアラミド、ポリアミドやケブラーなどの化学繊維で編まれたベルト(ブレーカーコード)が配置される事が一般的である。このベルトはカーカスコードの強度を補う役割も担っている。

上記のようにラジアルタイヤはベルトを中心にカーカス層とトレッドが分かれた二層構造で、ラジアル状に配置されたコードがサイドウォールでスプリングのような役割を果たし、柔軟性と乗り心地を確保している。

高速度域での性能を考慮し、トレッド面を強化して変形を防ぐように堅いスチールベルトが使用されている。

しかし、このベルト構造の緊縛作用が及ばないサイドウォールについては、バイアスタイヤに強度が劣る面がある。

また、カーカスとトレッドの間にベルトを挟む構造上、バイアスタイヤに比べて価格も高くなる。

ラジアルタイヤの歴史

1915年
サンディエゴのタイヤメーカー経営者で発明家でもあるArthur William Savageによって発明される。また、Savageの原特許は現在のバイアスタイヤの構造にあたるものであり、1949年に期限切れとなった。
1948年
1946年にはミシュランが更に開発を進め、1948年に今日のラジアルタイヤに相当する構造を世界で初めて発表し、広く商業化が行われるきっかけとなった。また、この構造は現在の全ての自動車のラジアルタイヤの標準的な構造となっている。
1960年
フォード・モーターの技術者であるJack Bajerは、1960年にフォード・ファルコンでラジアルタイヤの徹底した実験を行い、1964年にバイアスタイヤ用のサスペンションセッティングのまま、ラジアルタイヤに換装して急激なステアリング操作などを行うことは危険である事やアスファル トやコンクリート舗装路面の継ぎ目を通過する際の騒音防止にはドライブシャフトへのアイソレータの追加、サスペンションへのゴム製ブッシュの追加が必要な事等を社の上層部に報告書を提出した。
1980年代以降
ラジアルタイヤは自転車においては、1980年代に宮田工業(現:株式会社ミヤタサイクル)のツーリングサイクル モデル1000とモデル610で2度に渡り採用された。1985年にはPanaracer製ラジアルタイヤがJamis Gentry製自転車に純正採用されている。また、近年では2009年にマキシスタイヤがMaxxis Radialeシリーズを発売している






 


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